城下町に店を構える湖月堂。
歴史を感じる趣のある店構えですが
明治時代から約130年続く老舗なんです!
現在は4代目の岡本充生さん
息子で5代目の健さんが
お店を切り盛りされています。
店内には伊賀のお国菓子
お饅頭、きんつばなどの和菓子
その他、昔懐かしいお菓子がずら~り。
丁稚ようかん(右)と季節の雫(左)こちらの丁稚ようかん
小豆の味を味わえるように。
口に入れるとサーっと溶け
そして、全くくどくない
口にふわ~っと広がります。
サーッ、スーッ、ふわ~っ。
サーッ、スーッ、ふわ~っ。
サーッ、スーッ、ふわ~っ。
ずーっと食べられてしまう食感と味。
エンドレス丁稚。
その丁稚ようかんの上に
ジュレが重ねられた「季節の雫」。
今は春らしい爽やかな蜂蜜レモンのジュレと
ふわんと香る桜の寒天が
トッピングされています。
この絶品丁稚ようかんの裏側には
4代目充生さんの思い切った決断と
砂糖をたっぷりと使用した和菓子が
充生さんは丁稚奉公を終え
移り変わる時代の流れを感じ
昔ながらの味を変化させるべきだ
砂糖の量を大幅に減らし
店頭に並べ始めましたが、、、「常連さんから水臭いと言われて。
水臭いというのは伊賀では
水っぽいということでな。」
砂糖を控えても満足してもらえる
そして、隠し味に
後味に甘さが残る黒糖と
食感良くするために
老若男女、みんなに愛される
丁稚ようかんが誕生しました。
かつて自分がそうしたように
「時代に合わせて
幼少期から店を継ぐと
決めていたそうです。
ご自身の似顔絵の前で。
(この似顔絵そっくり!)「いらっしゃ~い!」と
常連さんにササっと商品を
手渡す姿が印象的。
「うちは、お客さんの滞在時間が
みんな買うもの決めて
来てくれはるから。」
確かに、取材の間もひっきりなしに
みなさんチャッチャと
お買い物を済まされていました。
「饅頭1個ずつとかでも
近所の小学生が最中1つ
こんな話を伺うと
地元に愛されてるんだな~と実感。
健さんは、昨年、菓子協同組合主催の
伊賀風土FOODマーケットでは
積極的に動いていらっしゃいます。
自分の思いと、父の思いとで
充生さんがなさったように
健さんも湖月堂に新しい魅力を
そんな湖月堂の絶品和菓子は
お店ではもちろん、4月9日開催の
伊賀風土FOODマーケットでも
お買い求めいただけます~!!
今回の我が家のお土産
きんつば!
小豆の粒が残り
その分、豆の甘さが感じられる。
大満足でございましたー!!
https://daco.jp/archives/29526995.html