まいど、
すがすがしい風に毎日癒されている
のっPです。
気持ちの良い季節の後には
ジメジメと鬱陶しい梅雨の季節が
やってきましたね、、、
昔からどうもこの時期は
憂鬱になりがちで、
フラストレーションが
溜まる季節で。
そんな「梅雨」
ですが、とてもとても大切な
季節なのです。
(出典:nippoko通信)
春に新芽が出て、夏に向けて
成長していくための
めぐみの雨となる季節。
この時に準備をして
夏にたくさんの日差しを浴びて
グングン成長するために。
植物も人間も同じなのですね!
ステップアップのためには
ジッと貯える時期も大切。
(青蓮寺ダムの風景)
それは、山の木にとっても
同じ話なのです。
年輪はご存知だと思いますが、
「夏目」「冬目」
というのは聞いたことが
ありますか?
「なつめ」「ふゆめ」
と読みます。
これは杉の木ですが、年輪のうち
間隔の広い部分を「夏目」
間隔の狭い部分を「冬目」
と呼びます。
で、
この「夏目」と「冬目」を
1セットで1年と数えます。
なので、この年輪の数を数えると
木の樹齢がわかる。
というわけなのですね!
この写真の木でおおよそ
樹齢50年あたりでしょうか。
年輪をよく見てみると、
1年の間隔も広い部分や狭い部分
があります。
年輪の広い部分は、相対的に
枝や葉っぱが多く、
グングンと成長するので広くなり、
対照的に狭い部分は枝や葉っぱが
少ないので、ゆっくりとすこしずつ
成長していくのです。
もちろん、その年の日当たりなどの
気象条件によっても異なりますが。
この間隔を密にするためには、
ゆっくりと成長をさせる必要が
あるので、枝打ちをし、間伐を行い
主材となる樹に十分な栄養と
陽が当たる様にキチンと手入れを
いたします。
建物に使う材料は、その大きさが
大体決まっているため、同じ大きさでも
年輪の間隔が詰まっている方が、
密度が高く、強度が高いとも言えます。
しかし、この強度、試験などで数値化
されるものでは無く、木匠や棟梁が
目利きを利かせ、どの木をどの場所に
使っていくか「木配り」をするのですが、
現代では工場で規格化された製品が
多く、気配りを必要とする建物も
減少傾向にあり、知識や経験を持った
職人も高齢化、減少という流れが
見受けられ、今後が心配な部分も
否めないのが現状であります。
***
杉の木は樹木の中でも成長が早く、
キチンと手入れをしておけば、
40年~50年で柱などの用材
として使うことが出来ます。
成長が早いということは、年輪の間隔が広い
ので、硬さも柔らかくなり、
特に杉の夏目は爪でグッと押すと
凹むくらい柔らかいものです。
柔らかいということは、触った感触や
足触りも良く、体感してみると
ヤミツキになる程。
素足でも夏は涼しく、冬は暖かいのですよ!
この柔らかさは、簡単に言うと
木の繊維にたくさんの穴がある。
ということ。
これは、杉が成長が早いということに
繋がるのですが、
成長が早いということは水をたくさん
吸い上げるので、そのための管がたくさん
あるのです。
立木(樹が山に生えている状態)の杉
は含水率(樹に含まれる水分量)が
200%とも言われています。
これは、見た目の樹の大きさと同じ量の
水分がその樹に含まれる。
ということなのです。
これって実はすごいですよね!
水の柱みたいなもの(笑)
ですので、杉の床板などにたくさんの小さい穴
があるので、多湿のときには木の繊維
の小さい穴に水分が貯蓄されて、
乾燥のときには木の繊維に貯蓄された
水分が放散されるのです。
天然の調湿材なんですよね。
これは新築だけでなく、部分リフォームでも
感じることが出来ます。
***
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ではでは、
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